台湾赴任から、1年で退職して 台湾へ移住しました

台湾生活 日々の気づき

『後悔したくない生き方』台湾赴任から1年で退職して台湾へ移住した話

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こんにちは、ハオリャンです。

あなたは振り返って後悔してきたことがありますか?

僕はたくさんあります。

小学校の授業で手をあげて発言できなかったり、水泳とかサッカーとか途中で辞めたり、
子供の頃は自分の性格もあって、なかなか積極的に行動できなかった。
大人になるにつれて、「それじゃいけないんだ!」と思って、ちょっとずつだけど行動する
ように頑張ってきた。

後悔はあとで振り返ると、もっとこうできたんじゃないかってなんとなく思ってしまう…

でも、後悔したくないから「やる」と選択したこともあります。

僕は25歳のとき会社の転勤で台湾に赴任しました。2年間の勤務後、帰国。
帰国後、1年で退職して、台湾へ移住する決意をしました。

あの時は「どうしたほうがいいか?」、「でも、こうなったらどうしよう…」とかいろいろ
悩んで決断したなぁー、と今でも覚えています。

今回は、会社を辞めて、なぜ台湾へ移住することになったのか?

そのあたりを書いてみたいと思います。

こんな読者におすすめ

今の会社が嫌な人、後悔ばかりする人、なにかやりたいけど決断できない人

 

台湾からの帰国、やり切った感のないまま帰国した

台湾勤務から帰国、日本に戻った僕はすごい中途半端な気持ちでいました。

その理由は…

・いろんな事情で台湾の会社が解散することになってしまったこと

・僕も、途中で帰国することになり、仕事をやり切った感がないままの状態だった

僕がいた会社としても、初めての海外挑戦で、いろんな方々がバックアップしてくれて
いました。
そんな中、1年半ほど過ぎ、事業もこれから!っていうときに、会社は台湾から撤退することを決めました。

海外で事業を起こすのは大変で、続けることも体力が必要でした。
さまざまな事情で、撤退することが決定したあと、

僕も帰国する準備、現地での引き継ぎ作業をしていました。

考えていたことは、

「なんだか中途半端に終わってしまう」、「一緒にやってくれていた仲間に申し訳ない」

ということでした。

台湾の会社は継続していましたが、僕は会社の撤退とともに日本に帰国しました。

1年後、退職し台湾へ移住する決意!

日本に帰国した僕は、燃え尽き症候群みたいになってました。

なんせ、台湾での勤務時間はちょーブラック(笑)

赴任して、最初の1か月は休みなし、2か月目は1~2日休み、3か月目も1~2日休み。
とにかく働いてた記憶しかナイ…

しかも、1週間に一回は会社に泊まりで仕事して、2~3時間の仮眠して、
そのまま朝から仕事してました。

半年ほど経過してからは仕事のペースもわかって、落ち着いてきたけど、
それでも、月の休みは3~4日だったような気がする(仕事してる記憶しか残ってないので曖昧です)。

なので、日本で働き始めてから、ものすごい空虚感に襲われました。

やっぱり何百人いる会社で働いてると、どうしても会社の駒になってしまう。

それに比べて、台湾でやってるときは数人でやってる会社だったので、1人1人の責任の重さや
仕事量が全然違ってくるのです。

休日がしっかり取れて、19、20時頃には帰社できる生活とは圧倒的な差がありました。

そして、帰り道には「あの時、もっとこうすれば良かったかな」、
「台湾でみんなどうしてるだろうか」と、少し後悔に似た思いを抱いてる自分がいました。

台湾の仲間からの連絡「一緒にやらないか?」

ちょうど帰国して1年が過ぎた頃、以前台湾で一緒に働いていた仲間から連絡がありました。

実は、彼とは連絡はちょくちょく取っていて、台湾の会社が解散すると同時に起業
していました。

『一緒にやってみる?』

仕事に意味を見出せずにいた僕は悩みました。

既に結婚もしていたので、自分1人で決断するわけにはいかない。

この時点では、台湾に行けば給料は確実に下がる。

幸いにも周りに反対する人はいなかった(思ってても言わなかった人はいたと思う)ですが、
多くの人から心配されました。

けれど、僕の気持ちの答えは『台湾へ行く』でした。

後悔したくないから選択した『退職、そして台湾へ』

僕のそもそもの性格は、恥ずかしがり屋であんまり頑張れないタイプだった。

だから、おかげで後悔したことが多くある。

子供の頃、学校でなにかリーダーをすることはなかった、
女の子と話すのも苦手だったし、授業で発言することさえ嫌だった。

習っていた水泳やサッカーも途中で辞めた。

同時に、それができる人のことをすげぇなぁ、いいなぁ、ちょっと羨ましい
と思っている自分がいました。

・学校の委員会や部活でみんなを引っ張っていくリーダー

・女子やクラスの人気者

・サッカーで10番を背負うことができるような選手

こんな人達になれなくても、生きていける、死ぬわけじゃない。

そう、普通に生活していけるし、困ることもない。

僕も、そうやって生きてきました。

そうすると、不思議とだんだん自分の中に後悔が積み重なっていくんです。
なんとなく、自分では気づきにくい。ようなそんな感じです。

でも、それが少しづつ心に違和感を抱くような感覚になるのを
感じました。

こういう気持ちをごまかしたり、見過ごしてしまうと、本当になりたい自分になる事はできない。

って僕は思います。

 

大人になるにつれて、そんな性格を徐々に変えていった。

会社から台湾赴任の話があって、台湾へ行きを決断したのも後悔したくないからだった。
当時は何も考えず『行きます!』!って返事したのを覚えてる。

まだ、25歳だったし、とりあえずやってみようって気持ちしかなかった。

行ってから『めっちゃハード…』だったし、僕は下っ端だったから、怒られることも多かった
し、ちょっと後悔したけど(笑)

もう一度、台湾へ再チャレンジ!

それで、会社へ退職届を出して、台湾で再びチャレンジすることにした。

退職とか、めっちゃ勇気いるし、今回は会社の援護もないから、自分でなんとかするしかない。

でも、やり切れずに、中途半端にして残してきた仕事をやり切れるチャンスを掴むことができた。

そして、既に結婚していた僕は友達に、『嫁はフツーに台湾に付いて来てくれるんだから感謝しろ』ってめっちゃ言われました(笑)

もし、会社を辞めずにいて、日本で何事もなく生活していたとしても、あの時
「台湾へ行かなかったなぁ」と常に思い続けていたと思う。

後悔するってわかっていたので、もう行くしかないと決めました。

 

僕が思う、後悔しない生き方

自分で選択した行動は辛くても、失敗したとしても後悔しない

最初に台湾へ赴任したときの労働時間はめっちゃハードだったけど、
今思えば、後悔なんてしてない。

でも、それがテキトーに就活して入社したとこがブラック企業だったら、
たぶん同僚とグチ言って、不平不満と後悔をするんだと思う。

だから逆に言うと、、、

今の現状に流された行動は、後悔が残り続ける

と、僕は思います。

子供の頃にできなかったことは今でも、あの時できていたら、今はもっと違う人生になっていた
のかなと考えたりもします。それは10代、20代を生きてきて、常に思っていることでした。

自分の心の中で思った『やりたいこと』を選択し、行動したとしても、
それを選択せずに、やり過ごしたとしても、生きていける。

生きていけるから、そんな後悔したとしても、まぁいいかと思えてしまうんだと思う。

もちろんそれも人生だから間違っているとかではなくて、

でも、僕は今なってこんな風に思います。

・自分が望んだ人生なのか

・納得できる生き方なのか

・満足してる現状なのか

が、大切なんじゃないかと。

30年も生きていれば、友達が病気でなくなったり、知り合いが事故でなくなったりということがあります。

自分自身もいつなにが起こるかわかりません。

どんな人生を歩んだとしても、必ず困難なことや、失敗することもありますよね。

だったら、

『自分が望んだ(選択)人生で、納得できる(後悔しない)生き方をして、心が満足してるような』

そんな自分でいたいと、思います。

僕は台湾へ来て5年目になりました。

フリーになって、不安もあって、大変なこともあるけど、

案外やっていけるもんです。

日本とか台湾とか場所は関係ないし、成功とか失敗とかも関係ない。

自分の心がやりたいと思ったことができる環境に身を置いてみる、
そして行動してみるといいと思います。

僕もそんな事を忘れずに、進んで歩んでいきたいと思います!

台湾は日本より、暑いからそれだけは辛い…どうにもできないし、
夏は毎日ヨガやってるみたい(笑)

 

それでは、また(^^♪

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